金城寺について

金城寺について

富山県南砺市、旧井波町にある高野山真言宗のお寺です。向拝にいらっしゃる、なでぼとけさまが古来より、地域の人々の篤い信仰を集めていたため、「なでぼとけでら」の俗称で親しまれています。

一向一揆の百姓たちがつくったという珍しいルーツをもつ井波城内堀の址に建立されました。

ご本尊さま

当寺のご本尊さまは、金剛界・大日如来さまです。大日如来さまは、宇宙の根源、宇宙そのもののような佛さまです。大きな宇宙を体とする、大きな生命体ともいえます。

草や石を含め、あなたもわたしも、すべての存在が大日如来さまの子どもなのです。

お参りの際は、「オン アビラウンケン バザラダトバン」とお唱えください。
きっとあなたに幸せが訪れますよ。

なでぼとけさま

なでぼとけさまは、向拝にいらっしゃって、みなさまに一番近いところで、さわってお参りしていただける佛さまです。

正式には賓頭盧尊者と呼ばれ、お釈迦さまのお弟子さんのひとりで、神通力がとても強く、特に病を取り除く神通力がとても強かったといわれています。

心身健全、病気平癒、無病息災、所願成就などのご利益があります。
なでぼとけさまを拝むときは、「オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ」と唱えながら、よくなってほしいところとなでぼとけさまの同じ部分とを交互に撫でてください。

当寺の賓頭盧尊者様は、井波彫刻中興の祖・大島五雲が当時19歳のときに彫った佛様だと伝えられています。

なでぼとけさま(賓頭盧尊者)
タイトルとURLをコピーしました