安全管理・対策について|親子で自然と遊び隊

安全管理に関する教育方針

どんなに気をつけていても、野外の活動では、転んで擦り傷ができたり、毛虫に刺されたりなどの怪我はつきものです。

毎回、日程・具体的な活動内容を検討する時点から、参加人数が確定し、活動当日までに下見を繰り返し、安全確保のために体験場所の変更も念頭に置きつつ、体験場所の整備や安全対策を行っています。

当日も下見の際も、スタッフが最大限、安全管理を行いますが、怪我や事故を防止するには参加する子どもも大人も、「ルールを守る」「危険要素を学び、覚える」「危険を事前に予測し、回避する」ことが大切です。

「危ないからダメ」ではなく、上記のことを大切にしながら、安全に自然を楽しむにはどうしたら良いかを自ら考え、失敗も重ねつつ学んでいけるようにサポートすることを、安全管理に関する教育方針としています。

怪我等の処置、具体的な対策

ライフジャケット着用が必要な活動の場合は、事前にお知らせいたいします。
各ご家庭でライフジャケットのご準備をお願いいたします。

活動中の怪我についてですが、絆創膏や冷えピタ等が入った救急バッグを準備しているので、
困ったことがあったらスタッフに声を掛けてください。

かぶれなどは、時間が経過してから症状が現れることがあります。
年会費には、保険料が含まれていますので、何かあればご連絡ください。

川遊び・水生生物調査については、スタッフ下見の際、季節・流れの変化を鑑み、観察し、流れが穏やかな川を選んでいます。前日の天気によって、川が増水した場合、熊の出没などの際には、活動場所を変更・活動を中止しています。

流れが速く、川幅が広い川で活動することは滅多にありませんが、過去に釣りの体験で、そのような場所で活動した際には、スタッフの増員、川の下流にザイルを渡す、子どもたちにライフジャケットを着用してもらうなどの対策をとりました。

また、事前下見の際に、危険な場所がないか確認し、草刈り、整備などを行っています。

蜂などの危険な生きもの対策として、巣の場所を確認し、出来ることなら事前に除去し、当日はスタッフが強力なスプレーを携帯します。また、活動場所を変更・活動を中止しています。

赤十字ベーシックライフサポーター、赤十字救急法救急員(赤十字ファーストエイドプロバイダー)の資格を持ったスタッフもいます。

毎回、活動日程や持ち物については、活動日の数週間前に、グループLINEで共有します。
当日の準備は、活動日程、天気予報を確認した上で親子で準備してください。川や海からあがった後は、体が冷えやすいので、防寒対策も必要です。使い捨てカイロをカバンに1つ入れておくと便利です。
また、体調が優れないときは無理せず途中で帰っていただいても構いません。その際には、スタッフに一言伝えてください。


おうちでできること

親子わんぱく自然教室では、上記のように安全管理対策を行っていますが、おうちでもできることを紹介します。

それは、子どもたちに「あなたはとても大切な存在だよ」と目を見て伝えることです。手を握って、抱きしめてあげてください。「なーんだいつもやってるよ」という方もいらっしゃると思いますが、とても大切なことだと思うので、こうして書いています。

保護者にとって、子どもたちがどれほど大切で、安全に楽しく活動してほしいと気づいてもらうことが大切です。

すると子どもたちは、自分を大切にする意識が芽生え、ルールを守り、安全に楽しめるように気をつけるようになります。

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