令和5年度7月 親子わんぱく自然教室

親子わんぱく自然教室

テーマ

今回の親子わんぱく自然教室のテーマは、
夏だ!輪島の海で海の生きものを観察しよう!です。

ようす

まずは、井波で集まって、バス2台で輪島に向けて出発しました!
バスの中では、みんな大好き恐竜についてのDVDを見ました。

「いつ着く~?そろそろ~?」という海を待ち遠しく思っている子どもたちの声が聞こえ始めて、しばらくして、木々の間を抜けた瞬間、目の前にパッと海が広がると、子どもたちは大興奮!「うみーー!」という元気な声があがります。
毎年、この声を聴くと、今年も輪島に来たな~と思います。

わんぱくのベテランスタッフさんが、この素晴らしい場所を見つけてくださって以来、10年ほど前から毎年、7月か8月に輪島の海で活動することにしています。

今年は、「熱中症警戒アラート」が連日発表されるほどの猛暑が続いたので、スポーツドリンクを配り、熱中症には十分気を付けて活動を楽しみました。

子どもたちは、思い思いに自分が気になるところで、生きものを探していました。

子どもたちの声

水温が低いところにいた生きものは、かごに入れたままだと、弱っちゃうけど、水温が高いところにいた生きものは、入れたままでも大丈夫と気づきました。

イソギンチャクとイシダタミガイは吸盤みたいなものでくっついていたけど、ウニはどうやってくっついているのかなと思った。

海の中を泳いでいると、ホンソベワケベラのような形の魚が泳いでいて色はいろいろな色があってはやく泳いでいたのでつかまえられませんでした。どうしてウミウシは貝の仲間なのにからがないの?

海にはいったら、ちいさい魚はつかまえられたけど、大きい魚はつかまえられなくてくやしかったです。

ウニはけっこういたけれど大きい魚はいなかったのでまたさがしてみたいです。

スジエビモドキをつかまえることができた。

カニにかまれていたかったけどたのしかった

いろいろないきものがいたのでたのしかった。いきものをつかまえられてうれしかった。メジナはどうして目が大きいの?

うみでさかなとかいとやどかりをつかまえました。あと、かにをつかまえました。

海の中にたくさん貝や魚、カニがいました。さかながとてもつかまえにくかったです。

貝は水の少ないところにたくさんいました。

ちいさいさかなが、ちかづくとすぐにげていきました。だけどいっぴきつかまえました。

エビや貝、小さい魚などをかんさつしました。いろいろなしゅるいがありました。

海にも生き物がいること。どんなところに生きものがいるのか。

スジエビモドキとボラとわからないけどスジエビモドキの赤ちゃんをつかまえました。たのしかったです。わけは、つかまえたり海で遊んだからです。また来年もきたいなと思いました。

ボラをつかまえるのがむずかしかった。なぜうみはしょっぱいのか。

スジエビモドキをつかまえることがたのしかったです。
うみでさかなをつかまえようとしてもつかまえられなかったです。おとうさんがつかまえてくれてうれしかったです。

アオウミウシやアメフラシをつかまえられてよかったです。アメフラシがむらさきいろのねばねばしたえきたいを出すのが面白かったです。

昨年、主に魚やカニをつかまえていました。でも、今年はウミウシのなかまをつかまえたいなと思っていて、今日はウミウシ類をつかまえました。

さいしょはたのしくなかったけど、つぎは(そのあと)たのしかったです。さかなが3ひきつかなえられてうれしかったです。

イシダタミガイが岩と岩の間にいた理由を知りたい。そして、ナベカが、タモを近づけてもほかの魚はにげるけど、ナベカだけ逃げなかったのが不思議です。

(カニに)はさまれたらとってもいたかったです。でも、さわってみるとつるつるでした。

アメフラシは体がプニプニだった。

さわったらさかながもうすぴいどでにげた。すごいとおもった。

私は輪島に来るのは、はじめてでした。見たことのないとてもきれいな海でした。メジナがたくさん取れました。私も1匹つかまえられてうれしかったです。少し大きくて、色がカラフルな魚がいました。でも、つかまえられなくて残念です。今度はもっと取りたいです。岩と岩の間によく魚がいました。

メジナがうろちょろいてびっくりしました。大きなにじ色の魚がいました。

アメフラシがいました。

今日は海でカニやエビ、魚をみつけました。海にもぐっておよぐことができました。

水の中には、すごくいっぱいのさかながいる。いわもいっぱいなのでたいへんです。きょうは1ぴきもつかまえらえられませんでした。

大きい魚がいた。ヘビギンポを2種類とれました。ナベカがふかいところにいました。

めじながきれいだた

ぼくはえびとかいをつかまえました。

水中めがねで魚をはじめて見られてうれしかったです。小さい魚が6匹くらい泳いでいました。魚は1匹だけつかまえました。

何かすきまにでかい魚がいてゲットしました。ぬるぬるしていてなかなかさわれたけど、大きい魚をとれてよかったです。

保護者のみなさんの声

今日は風が強かったのですが、生きものを取る場所は静かなので良かったと思います。

アメフラシとウミウシを見ることができて良かった。イソギンチャクはこういう磯にはたくさんいるイメージだったが、ほとんどいない。富山の近場でもこういう観察しやすい磯があればいいのだけれど…

子どもたちがアミで魚やエビ、カニがとれてとても楽しそうでした。私も泳いで楽しかったです。いろんなウミウシを見つけたかったです。また来たいです。

家族だけでは、なかなか輪島までは行けないので、大変ありがたい機会でした。金子先生もおっしゃっていましたが、ケガも含めて自分で体験することはとても大切だと思います。これからも息子にそういう体験をどんどんさせていきたいです。本日も本当にありがとうございました。

30年ぶりの能登、楽しくて、懐かしかったです。魚がかんたんにタモですくえるのにびっくりしました。水がきれいでよかったです。

輪島の海は初めて来ました。海水が澄んでいて、とても美しい海だと思いました。メジナの幼魚が大量に泳いでいて、ここでは当たり前なんだと感動しました。ウミウシ、イソギンチャク、アメフラシを生で見られて幸せです。連れてきていただき、本当にありがとうございます。

アオウミウシ、アメフラシがみられてよかったです。アオウミウシはどこにでもいるということなので、富山の海に行ったときには探してみたいと思います。

ウミウシやイソギンチャク、アメフラシなどの生きものがたくさん見つけられてよかった。ヤドカリは雨晴のような海岸にもいるが、岩場のところにもいるとわかった。

今日は、ウミウシとアメフラシを見たくてさがしました。残念ながら、海の中にいるところには出会えませんでしたが、他の方がたくさん捕まえておられたので観察できました。どちらもツノが可愛いです。

とても大きい魚がいました。海をゆっくり泳いでいたので、つかまえられそうと思ったのですが、網を向けると急にすばやくまったくだめでした。そのわりには、またすぐ目の前に現れたりして、まるでからかわれているようでした。特徴を調べてみると、「キュウセン」という魚のようです。初めてシュノーケルで海をのぞいてみましたが、とても透明で美しかったです。

同じ海なのに、少し場所を変えただけで採集できる生きものがぜんぜんちがったのが不思議でした。

ヘビギンポ、ナベカ、ヤドカリをつかまえることができました。泳いでいる魚をつかまえるのは大変でした。

海藻がぬるぬるですべり、苦戦しましたが、魚の取り方を教えてもらい、とることができました。うれしかったです。子どもがとれずすねていましたが、気持ちをたてなおすことができ、良い経験でした。

普段はなかなか見られない、ウミウシやウニ、イソギンチャクを子どもたちが見ることができ、楽しく過ごすことができました。来年もよろしくお願いいたします。

今年もきれいな海とたくさんの生きものを見られて感動しました。アオウミウシやイソギンチャクがとてもきれいでした。

安全な浅瀬にカニやヤドカリ、小魚など多くの生きものがいて、楽しく観察できて良かったです。

毎回、この時期に来ていますが、今年はイシガニがおらず、小さめのカニが多かったです。去年より子どもがたくましくなり、カニやエビを自分で取っていたので良かったです。

いろんな種類の魚がいたと思うのですが、わずかな魚しか見つけられず、残念でした。子どもが楽しそうに魚を取っていたので、良かったです。

スジエビモドキの手やひげの長さ、オレンジのきれいな色を発見しました。いい体験になりました。海の体験も夏らしい経験となりました。

イワガニを見つけることができてうれしかった。岩のかげにすぐかくれてしまうので、なかなかつかまえることができなかったけど、最後につかまえることができた。ボラの小さな魚の群れも見ることができた。はじめて海で生きものの観察をしたので、また来られたらいいな。

スジエビモドキはどのくらいの大きさまで成長するのですか?

昨年は、子どもが途中でリタイヤして、それからは海を怖がっていましたが、今年は1日楽しく過ごすことができたようで、自信をもって帰れそうでよかったです。ウミウシをはじめて見ることができ、感動しました。

家族で参加して、子どもたちが楽しく参加でき、また年少の子も元気に過ごしていたので、なによりです。感想(文を家族で書く)の時間も話し合っていたので、いろいろな成長がみられて良かったです。

去年は、クサフグの赤ちゃんがたくさんいたが、今回は見つけられなかった。フグは浅瀬で卵を産んで、赤ちゃんは大きくなったら、浅瀬から移動するのかなと思い、調べてみたいと思いました。今年は暑い日が多かったので、早くフグの赤ちゃんが大きくなったのか、去年とてもたくさんいたので、不思議でした。

編集スタッフの感想

私自身も、輪島の活動は毎年楽しみにしています。海が見えたとき、「うみー!」と叫ぶ子どもたちの声が毎年微笑ましく幸せに感じます。

親子わんぱく自然教室では、普段、山や川に行くことが多いです。加えて、富山県内には、今回の活動場所のような磯はあまりないので、みんな大興奮でアオウミウシやアメフラシなど磯ならではの生きものを観察していました。

貴重な活動を通して、
「なぜうみはしょっぱいのか。」
「どうしてウミウシは貝のなかまなのに、かいがらがないの?」
など、子どもたちは、豊かな感受性で、様々な疑問を持ったようでした。

親子ともに、「また参加したい」という声が多く、とても満足度が高かったようです。

昨年も参加したあるご家族から伺った話ですが、昨年あまりにも楽しくて、次は泳いでみたいと思ったそうで、1年間スイミングスクールに通って去年からの夢を叶えたそうです。それほどまで、楽しみにしてくれていたと聞き、とても嬉しく思いました。

毎年、輪島に行っているので、前の年と比べて、お子さんの成長を感じ、保護者の方々も喜んでいらっしゃるようでした。

親子わんぱく自然教室とは

親子わんぱく自然教室は、1981年から42年間、父が金城寺の住職を しながら企画・運営しています。 
月に1,2回、主に南砺市内の親子が集まり、自然体験をします。 

ふるさとの身近な自然、歴史や文化に親しむ五感による体験を大切にして、豊かな情感・科学的発想・強く生きる力・自然への畏れや敬いを育み、いのちの尊厳と関係・有限・多様性を伝えたいという想いで続けています。 

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