令和5年度11月 親子わんぱく自然教室

親子わんぱく自然教室

テーマ

今回の親子わんぱく自然教室のテーマは、
黒部川の謎 パンダ石とジルコンを探そう!です。

ようす

まずは、黒部市宇奈月町で十字石の観察をしました。その後、墓ノ木自然公園にて水生生物調査をしました。呉西に生息する生き物とはちがった呉東ならではの生き物を観察しました。また、小さな川にも、ドジョウやタカハヤのような生き物が生息していることを子どもたちは実感したようでした。

午後は、吉田科学館・学芸員の野寺先生と黒部川の河原で、河原のようすや石の形、大きさを庄川や小矢部川と比較してちがいを考えました。また、今回の活動のテーマであるパンダ石を先生に確認しながら探しました。その後、吉田科学館で拾ったパンダ石をルーペや顕微鏡で観察し、スケッチをしました。

子どもたちの声

どじょうがとれてたのしかったです。バスにのるのもたのしかったです。(年中)

いろんなことができて楽しかった。生きものがつかまえられて楽しかった。どじょうとやごがつかまえられました。パンダ石がいっぱいおちていてびっくりしました。(小2)

きょうかわであかはらいもりを見つけました。あかはらいもりはおなかがあかくて、かおとせなかはくろでした。(小2)

どじょう、やご、アブラハヤをつかまえました。ケンビキョウでパンダ石を見ました。おもしろかったです。(小2)

いしがくろべがわのところにめちゃくちゃあったからびっくりした。(小2)

きょういったばしょはいったことのないばしょだったので、すごいとかんじました。いしがすこくいっぱいありました。なぜこんなにいしがあるのか?どうしてぜんぶもようがちがうの?(小3)

パンダ石をルーペやけんびきょうで見たらきらきらひかったのがいっぱい見られておもしろかった。(小3)

川で思っていたよりもいっぱいパンダ石があってびっくりしました。どうして川にいっぱいパンダ石があるか気になった。(小3)

気づけば、今日一日でかぞえきれないほどのことをまなんだりべんきょうになったことがいっぱいあったなと思いました。(小6)

パンダ石を探しに行ったときに、いろんな色の石があったり、大きな石があったりした。パンダ石も大きめのが多かった。(小6)

保護者の皆さんの声

石を拡大してみることができ、とてもおもしろかったです。普段から、例えば川の流れの速さや石の形、大きさなど、ちがう点や共通点を見つけるように意識して過ごしていきたいと思いました。今日もありがとうございました。

十字石とパンダ石の成り立ちに興味を持った。パンダ石については、他の河原にもないか、機会があれば探してみたい。また、石をルーペや顕微鏡で見られたのも興味深かった。

パンダ石を実際に手にして、ルーペや顕微鏡で見ることが興味深かった。石があんな小さなつぶつぶ(鉱物?) からできているなんて全然分かっていなかった。いつも事前に川の場所や、学芸員の方との打ち合わせなど入念にしてくださりありがとうございます。おかげで今日も雨の中でも安全に、とても楽しく活動できました。

あいにくの雨でしたが、生きもの調査も石探しもすることができ、子どもたちは楽しく過ごすことができました。やはり、実際に自分で手に取って実物を目で見ることが大切だと思いました。

沼地には沼地の生き物がいるんだなあ。黒部川のはげしい流れが豪快だった。恐竜の卵みたいな石がたくさんあった。

パンダ石がごろごろ落ちていてびっくりした。拡大してみると黒いところと白いところはそんなに大きく違ってなかったように思いました。落ちている石をじっくり注目してみることがなかったので、とてもおもしろいですね。どじょうにひげが6本もあった!

親子わんぱく自然教室とは

親子わんぱく自然教室は、1981年から42年間、父が金城寺の住職を しながら毎月、企画・運営しています。 親子で、ふるさとの自然や文化、歴史を学ぶ活動をしています。 

ふるさとの身近な自然、歴史や文化に親しむ五感による体験を大切にして、豊かな情感・科学的発想・強く生きる力・自然への畏れや敬いを育み、いのちの尊厳と関係・有限・多様性を伝えたいという想いで続けています。 

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