令和5年度12月 親子わんぱく自然教室

親子わんぱく自然教室

テーマ

今回の親子わんぱく自然教室のテーマは、
ふるさと立美遺跡の黒曜石!縄文体験です。

ようす

午前中は、富山県埋蔵文化財センターで活動しました。職員の方々のおしごとについて教えていただき、令和5年度6月に学んだ立美遺跡から発掘された黒曜石を見せていただきました。特別展「黄泉つ国から 富山の古墳時代」が開催されており、展示されている遺物などを説明していただきました。

午後からは、北代縄文広場で活動しました。まずは、ねんどで「縄文グッズ」をつくりました。子どもたちは、はにわやおめん、午前中に富山県埋蔵文化財センターの展示からインスピレーションを受けた魚、大好きなゴジラや新幹線をつくっていました。

子どもたちの声

わらのおうちがいちばんおもいでにのこったよ。こども10人くらいはいれたよ。(年長)

がいこつみるのがたのしかった(幼稚園)

いるかのほねにちくちくがついていてすごかったです。(小1)

いせきやいぶつはみぢかなところにあることがわかりました。プールやうんどうじょうのしたにいせきがあるなんてびっくりしました。だい76ごう埋ぞう人こつ頭がいこつについて、まが玉は、王さまやえらい人がもっていたのか。まが玉はなんでまめみたいな形をしているのか。どうしてこんなきれいな土きがつくれるのか。(小1)

むかしの人の生かつが分かってよかったです。(小2)

こくようせきのはなしがおもしろかった。どきパズルにチャレンジしたよ。こふんをどうやってつくったかしりたい。(小2)

いっぱい人がいるかぞくはどうやって小さい家でねていたのか気になった。(小3)

縄文グッズづくりで、はにわを作りました。竪穴住居の中に入って竪穴住居の中がどんなかんじなのかがよく分かった。(小6)

保護者の皆さんの声

身近な場所に遺跡等があり、そこから様々なものが見つかっているとのことで、ロマンを感じました。古代の生活に想いをめぐらせ、興味深い時間を過ごせました。

5歳の娘にはむずかしい話かなと思いましたが、娘なりにみていろいろ感じることがあったみたいで、そんな姿が見られたこともうれしかったです。貴重な機会をありがとうございます。

貝塚の歴史を知ることができました。貝だけでなく、人骨も発見されているとのことなので、ゴミすて場ではなく、いただいて役割をおえたもの、生命をおえたものをまつる神聖な所でもあったのかと思います。

青森の黒曜石がどのようにここまで来たのか、分からないことが多いのもまたおもしろいですね。青森から持って来る価値のある貴重なものだったということなのかと思いました。亡くなった方を弔う儀式は昔もあったことからも、人が人を思う気持ちはずっと変わらないのだなと思いました。

縄文時代に戦争がなかったことを知って、今のように便利でなくても、協力し合って、生活をしていたのだろうなと感心しました。

親子わんぱく自然教室とは

親子わんぱく自然教室は、1981年から42年間、父が金城寺の住職を しながら毎月、企画・運営しています。 親子で、ふるさとの自然や文化、歴史を学ぶ活動をしています。 

ふるさとの身近な自然、歴史や文化に親しむ五感による体験を大切にして、豊かな情感・科学的発想・強く生きる力・自然への畏れや敬いを育み、いのちの尊厳と関係・有限・多様性を伝えたいという想いで続けています。 

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